宗教行事で転倒事故、116人死亡 インド北部

(VOVWORLD) -ニューデリー(CNN) インド北部ウッタルプラデシュ州で2日、多くの信者が集まっていた宗教行事で転倒事故が発生し、少なくとも116人が死亡しました。
宗教行事で転倒事故、116人死亡 インド北部 - ảnh 1(写真:ロイター)

警察が明らかにしました。死者数は増える可能性があるといいます。

事故は、首都ニューデリーの南東約200キロに位置する同州ハトラス地区の村で行われていたヒンドゥー教の儀式の会場で発生しました。

当局者によりますと、近隣の地区の遺体安置所に少なくとも遺体27体が運ばれました。

ロイター通信が配信した映像では病院の外に多くの人が集まり、犠牲者の家族らが取り乱しています。医療関係者が負傷者を担架で運んでいる様子も見られます。

事故の原因は不明ですが、将棋倒しが起きたとみられます。

ハトラス地区の行政トップが報道陣に明らかにしたところによりますと、転倒事故は人々が会場を後にする際に発生しました。行事の開催は警察の許可を得ており、当局者らが「法秩序と治安維持のための任務」にあたっていましたが、会場内は主催者が取り仕切っていたといいます。

事故を受けて、調査委員会が設置されました。当局によりますと、実際の参加者数は許可された数を超えていた疑いがあるといいます。

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